暗号化されていない公衆無線LANを自宅PC経由で暗号化してみる

最近、家でもパソコンを使わずスマートフォンやタブレット中心になってきている。

やっぱり、家中どこでも手軽に持ち歩けるのは便利。

私はほとんど家での使用なので、スマートフォンにもパケット定額とかは付けていない。

だけど、外出中に暇つぶしでネットを使いたい時とかがたま~にある。

で、LOWSON Wifi(無料)とかの無料の無線LANを使ってみようと思うんだけど、これらは暗号化されてないのがちょっと気になる。

Wi2 300 とかの有料のものでも、一部APでは暗号化されていないらしい。

まぁ、スマートフォンでパスワードを入力するようなサイトは見ないとは思うんだけど、なにかの拍子に盗聴されてしまうのも困る。

ということで、通信を暗号化してみることにした。

真っ先に思いつくのはVPNを張ること。

でも、VPNって接続先の無線LANでポートを開けてないとつながらないんだよねぇ?ってことでやめた。

そこで、stone というソフトを使ってみることにした。

http://www.gcd.org/sengoku/stone/Welcome.ja.html

このソフトはパケットリピーターというものらしく、あるPC・スマートフォンから別のPCへパケットを中継してくれるらしい。

そのときに、SSLで暗号化・復号化してくれるとのこと。

Androidにはこのstoneアプリも公開されているから、スマートフォンと自宅PCにstoneをインストールして、この間の通信をSSLで暗号化。

自宅PCのstoneではproxy機能を有効化しておけば、スマートフォンからの通信を自宅PC経由で中継できるのではないかという計画。

SSL(ポート443)であれば、ほとんどのAPで通してくれるだろうし。

ということで、こちらのサイト等を参考にやってみた。

http://mizushima.ne.jp/Windows/SSL/SSL-menu.php

http://d.hatena.ne.jp/k-na_s/20110417/1303032653

http://dsas.blog.klab.org/archives/51995232.html

 

結果としては、できたっぽい。

通信の内容をみてないけど、自宅PCのproxyを経由してスマートフォンが通信していることは確認できた。

今後のために、ポイントをメモしておく。

我が家のAndroid 2機種でためしたところ、Android 4.0 のHTC J ではうまくできた。

4.0からは WifiのAPごとにproxy設定できるから、そこでAndroidで起動しているstoneの待受ポートを指定し、stoneから自宅PCのstone proxy にアクセスするように設定する。

Android 2.3 のHTC EVO3D では、Wifiの詳細設定にproxy設定があるものの、アプリによってはProxyを経由せずダイレクトにアクセスしていると思われるものがあった。

標準ブラウザとかはproxyを使っていた。

何か他に設定があるんだろうか??

自宅PCではポート443を使うソフトはアンインストールするかそれらのソフトの設定を変更しないとstoneも443を使うために衝突してしまう。

たとえば、SkypeとかTeamviwerとかは443を使っている。

あとは、自宅ルータの設定で静的IPマスカレード設定をしておいて、ポート443へのアクセスがあったらstoneを起動しているPCに送るようにするくらいかなぁ。

 

何か思い出したらまた追記予定。

 

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