今年も思いつきで旅行に行くことにした。
今回は、岐阜県に行ってみることに。
出発の2日前に、妻がネットで口コミのいい旅館を調べて、下呂温泉に泊まることにした。
本当は朝はゆっくり出発しようと思っとったんだけど、ETC割引で6時までに高速に乗ると3割引になるけ、家を5時過ぎに出発した。
高速は渋滞もなく順調に走れて、結局、下呂温泉に11時過ぎに着いた。
下呂温泉に着いたらお腹がすいたけ、温泉街をぐるっと歩いてまわってみた。
平日の昼間だからか、人影はまばら。
お店もあまりなく、悩んだ結果、飛騨牛丼と飛騨牛串焼きを食べることに。
飛騨牛串焼きは1本、350円。
これは結構、おいしかった。
飛騨牛丼は…メニューにのっとる写真とは違って、肉がほとんどなく、糸コンとネギがたっぷり。
牛丼というよりネギ丼で残念な結果に。。。
でも、なんでか知らんけど、店を出る時におばちゃんがおかきのお菓子をくれた。
お腹いっぱいにならんかったけ、近くのお店で売っとった飛騨牛まんを買ってみた。
1個400円。
が、どうも1分レンジでチンしたものらしく、皮が硬いところがあった。
家で食べる肉まんみたい。
これまた失敗・・・
このころから、妻が鼻の調子がわるいと言い出した。
いつものアレルギーなんだけど、なんと薬を持ってきてないという。
前も、旅行先で薬を持ってなくて、薬局で買ったことがあった。
今回も忘れるなんて、意味がわからん。
と文句を言っとったけど、運良く駐車場近くに薬局を発見したけ、鼻炎薬を買いに行った。
すると漢方薬を勧められて高い漢方薬を買ったらしいけど、全然効かんかった。
(結局、翌日にはよくなったけど…)
とにかく、妻が不注意なのには困ってしまう。
ペットボトルのジュースの蓋を半分くらいしか閉めてなくて、カバンの中がジュースまみれになったし。
だいたい、いつもキャップを半分くらいしか閉めないから注意しとるのに、このざま。ありえん。
そんなこんなで、いろいろあったけど、2時になったけ旅館に行くことに。
旅館は、湯之島館というところ。
昭和6年に創業ということで、とてもレトロな旅館。
建物は下呂温泉の高台にあり、車で結構上まで登った。
旅館の周りには、かなり背の高い杉の木が立っていて、周りはとっても静かなところ。
ただ、温泉街からは離れている。
館内は、お香の香りがしていて、通路が迷路みたいになっとる。
その通路を利用して、館内のスタンプラリーがあるほど。
お風呂は広い内風呂、露天風呂、足湯、家族風呂といろいろあって、満足できた。
うちの夫婦は貧乏旅行だけ、安いプランで泊まったけど、部屋はとても広くて、露天風展望風呂がついとった。
あいさつに来てくださっった社長いわく、下呂温泉では唯一の源泉100%掛流しの湯らしい。
さて、楽しみにしていた料理は・・・こちらはとても美味しかった。
量も多くて、お腹いっぱい。
ビールは自販機で350mlのモルツが210円だったけ、それを買ってのんだ。
あと、氷結も120円くらいだったけ、そんなに高くなくて助かった。
2日目は、すこし早起きして7時過ぎに朝食へ。
朝ごはんも結構なボリューム。
朝からお腹いっぱいになった。
ということで、旅館は概ね満足して、観光先の高山へ出発。
下呂温泉からは、車で1時間15分くらい。
途中でガソリンを入れようと思ったんだけど、なんと1リッター140円くらい。
高いから、安いところを見つけるまで我慢。
高山につくと、さっそくぶらぶら観光へ。
街並みはこんなこんじで、なかなか風情がある。
びっくりしたのは、外国人の観光客が多かったこと。
もちろん、日本人の観光客も多かったんだけど、びっくりした。
1日目の下呂温泉とは全く違った込み具合。
いろいろな和小物を売っている店や、酒屋、とにかくいろいろな店があった。
小物のお店では、妻がはまってしまって、45分くらいおみやげを選んでいた。
高山では、団子と飛騨牛コロッケを食べた。
団子は醤油を塗ったシンプルなものでおいしかった。コロッケは普通。
妻は、朝ごはんの影響もあってか、コロッケを食べて胸やけがするとぼやいとった。
街中では、人力車での観光もされていて、いかにも観光地といったかんじ。
2時間ほど、ぶらぶらして満喫できた。
このあとは、私が一番楽しみにしていた、世界遺産の白川郷へ。
妻はあまり乗り気ではなかった…
白川郷へ向かう途中でセルフのガソリンスタンドを見つけたけ、入れた。
1リッター129円。まぁまぁ。高いところとは11円も差があってびっくり。
高山から白川郷へは高速で入ったけど、ずっとトンネルだった。
ずっとトンネルっていうのも走るとくたびれる。
1時間ほどで、白川郷に到着。
まずは、全体を見渡せる展望台へいってみた。
展望台には観光バスが何台もきていて、賑わっていた。
10分ほど眺めてから、いよいよ街中へ。
中心部の駐車場は満車。
はずれの臨時駐車場に停めた。
平日なのにすごい人。
なんだか、合掌造りの街並みなのに、洗濯物が干してあるところもあり、生活感が感じられて不思議な感じ。
いかにも観光地というより、自然な感じ。
合掌造りの建物がたくさんあった。
それぞれの建物では、蕎麦屋やカフェ、お土産屋などがあって面白かった。
運がいい?ことに、屋根の葺き替え作業を見ることができた。
屋根に5人くらいの職人さんが登って、新しい藁を敷き詰めて、機械で短くカットしていく作業みたい。
大勢の人が眺めていた。
白川郷は、2時間ほどふらふら観光。
とっても満足して、帰路に。
なかなか充実した旅行だった。